早いものでFIFA World Cup 2014 Brazilの決勝戦、ドイツVSアルゼンチンをドイツが延長戦の末に制して2週間が経過しました。今回のブラジルワールドカップは深夜と早朝の試合が多く、特に早朝の試合をよく観戦しました。
開幕戦のブラジルvsクロアチアを皮切りに全64試合が行われましたが、今回のワールドカップはサプライズが多かったですね。
グループリーグの初戦で前回の南アフリカ大会の決勝戦の再現となったスペインvsオランダはオランダの高速カウンターが炸裂し、5−1と言う信じられないようなスコアーでオランダが勝利しました。結局、前回王者スペインはグループリーグ敗退をきしてしましました。
また、死のグループと呼ばれたイングランド、イタリア、ウルグアイ、コスタリカのグループDでは、大方の予想を覆し、コスタリカがグループリーグを1位で突破し、ウルグアイが続きました。ワールドカップ優勝経験を持つ強豪国のイングランドとイタリアもグループリーグで姿を消しました。
同じく、強豪がひしめき合ったグループG(ドイツ、ポルトガル、アメリカ合衆国、ガーナ)では、初戦のドイツ戦を0−4と4失点で失ったことが響きクリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルが得失点差でアメリカ合衆国を下回りグループリーグ敗退でした。バロン・ドール(FIFA最優秀選手)を取るとワールドカップはとれないというジンクスは今年も引き継がれましたね。
我らが日本代表 ザックジャパンは残念ながら1引き分け、2敗の勝ち点1でグループC最下位で大会を去ることになりました。初戦のコートジボワールとの試合で立て続けに左サイドからのクロスボールから2失点して敗戦したことがとても痛かったですね。
日本サッカー協会は十分に分析して反省点を修正して4年後のロシア大会では良い戦績を残していただきたいものです。
さて、今回は南米のブラジル開催だったからでしょうか、中米のコスタリカや南米のチリ、コロンビアなどのチームが活躍しました。特にコロンビアはハメス・ロドリゲスが得点王を獲得する大活躍で、注目を集めました。
日本は直前のアメリカでの壮行試合でコスタリカに勝利しているんですから、戦い方がはまり歯車がかみ合えばグループリーグ突破できる可能性もあったのだと思います。ワールドカップの難しいところです。
ワールドカップの恐ろしさを味わったのは開催国ブラジルでしょう。
ドイツとの準決勝ではチームを引っ張ってきたネイマールを怪我で欠き、加えて累積警告でキャプテンのチアゴ・シウバも出場停止で臨んだ試合は、ドイツに前半30分までに5得点を奪われ、最終的には7-1と信じられないようなスコアーで涙をのみました。
優勝したドイツはGKノイアーを中心とした伝統的な堅守に加え、ボールポゼッションを長くしながら細かいパスをつなぎ、縦に速い攻撃的なサッカーで大会を制しました。
3年連続でUEFAチャンピオンズリーグの4強に入るバイエルン・ミュンヘンの選手を中心にチームがまとまっていましてた。
2大会連続で監督を務め、コーチとしを含めると3大会でチームに携わってきたレーウ監督とチームスタッフ、そしてドイツサッカー協会、ブンデスリーグが連携して強い代表チームが育まれるのですね。
そんなドイツでも1990年以来24年ぶり4回目の優勝でした。
さあ、4年後のFIFA World Cup 2018 Russianが楽しみですね!
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