今週の月曜日(2012年6月25日)に東京歯科大学千葉校舎に、第4学年の矯正歯科学のチュートリアルでチューターを務めるために出張してきました。
23日の土曜日の診療後に、翌24日(日)の朝から横浜で開催された私の所属する勉強会に参加するために移動しましたので横浜、東京と宿泊し千葉まで3日間の旅になりました。
東京歯科大学歯科矯正学講座の非常勤講師を務めています私は年に5回ほど千葉校舎に行っています。第3学年と第4学年の矯正歯科学のチュートリアルのチューターと、第4学年の矯正歯科学実習のOSCE(オスキー)と呼ばれる臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)の試験管を務めています。
東京歯科大学は学長が交代し、大学も千葉から東京の水道橋に戻りました。今年の新入生は水道橋の校舎で講義を受けています。何年か後には学生のチュートリアルに千葉では無く東京の水道橋に出向くことになるのでしょう。
さて、今回のチュートリアルは矯正歯科の治療学に関して学生が問題点となるキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対して学習するべきテーマを決め、2週間後までに発表準備とレポートを完成させることです。
そして、学生にとっては解りにくいと思われるTweedの抜歯分析に関して説明と実習を行いました。事前にTweed分析を矯正歯科学実習で行ったようで、今年は例年に比べてとても理解しておりスムーズに進行できました。
歯科医師を目指す歯科大学の学生にとってはなかなか夢が持てない現在のそしてこれからの歯科界ですが、高い志と、夢と希望を持って、夢の実現に向けて学習していくことが大切なことをお話ししました。
今年行われた第105回歯科医師国家試験では東京歯科大学は全国の合格率が71.1%の難関の中、国立、公立、私立を併せて全国第1位の97.4%の高い合格率でした。我々、非常勤講師もチュートリアル学習が行われる30分前に医局に集合して事前打ち合わせを行い、85分の講義時間の後にも約30分間の反省会を行います。
学生の努力はもとより、このような指導している教職員も一丸となって、高い国家試験合格率に繋がっていることが解ります。
自分が非常勤とは言え教鞭を執っている母校の東京歯科大学が歯科医師国家試験合格率全国第1位と言うのは誇らしく感じます。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
愛知県豊橋市の「菅沼矯正歯科」