

久しぶりにJリーグの試合を観戦に、4月13日の日曜日に豊田スタジアムに出かけました。Jリーグの観戦は開業当初の平成7年(1995年)以来のになるのではないだろうか?私はJリーグのスタート以来の名古屋グランパスエイトのファンです(大学病院にいたため平成6年までは千葉に住んでいたのだが)。当時はJリーグ発足間もない頃で、Veedy、マリノスの全盛期でした。前年度まで下位に低迷していた名古屋グランパスエイトはアーセン・ベンゲル監督(現在はご存じの通りプレミアリーグ、アーセナルの監督)の下、"PIXY"ことストイコビッチ、小倉、森山、浅野、平野、岡山、デュリクス、トーレス、大岩、伊藤、中西(いまやスポーツコメンテーターでテレビに出まくっています)などの選手を擁しコンパクトで攻撃的なサッカーでJリーグの上位に躍進していた。特に"PIXY"の活躍は素晴らしかった。
あらから7年が経過し、日本はフランス大会、そして日・韓共催と2回のワールドカップに出場した。サッカーを取り巻く環境も変化し、BS、WOWOW 、スカイパーフェクトTV、ケーブルテレビのチャンネルを合わせればセリエAやプレミアリーグ、リーガエスパニョラ、UEFAチャンピオンズリーグの好カードまで見ることのできる時代になり、当然、Jリーグよりレベルが高く激しいサッカーで目の肥えたファンはスタジアムから遠ざかっていきます。しかし、私はサッカーはなんと言ってもライブ、スタジアムで見てこそ、サッカーの本当の魅力が味わえ、感動が得られると思っています。私の場合にはJリーグの試合が今までほとんど土曜日に開催されていたため仕事の関係(土曜日は矯正歯科医にとっては予約が集中して入る日ですので休めません)でスタジアムに観戦に行く機会がなかったのです。昨年から日曜日にも2試合程度開催されるようになったため、チャンスを狙っていたのですが、日曜日にもいろいろな仕事が入ったりして、なかなか日程が合わず昨年は観戦に行くことができませんでした。

やっと巡ってきたチャンスです。今回は、6歳で小学校に入学したばかりの長女とともに観戦に出かけました。私は娘の春休みにもAngle Societyに参加するために渡米していたり、診療が忙しかたりと娘をどこにも連れて行ってあげてない悪い父親です。せめてもの罪滅ぼしにと思い一緒に出かけました。もちろん娘はサッカーをスタジアムで観戦するのは初めてです。二人だけで豊橋駅から名鉄を乗り継ぎ、豊田駅に向かい、豊田駅から15分ほど歩いてスタジアムへ。娘は電車の中から少々緊張気味でした。矢作川に架かる橋を渡るとスタジアムです。外観も美しくそびえ立っています。中にはいると、両チームのサポーターが応援で盛り上がっていました。アウェーなのにかなりのアントラーズファンがアントラーズサイドのゴール裏でまとまった応援をしていました。さすがはJリーグ有数の強豪チームだけあるなと感心しました。豊田スタジアムはサッカー専用スタジアムだけあって、スタンドとピッチの間にトラックがないため、素晴らしい雰囲気です。ワールドカップの会場に選ばれなかったことが残念でなりません。どちらもチームカラーは赤なのでゴール裏のスタンドは真っ赤になっています。私たちはバックスタンドの指定席に陣取りました。バックスタンド側は直射日光があたり、暑いぐらいの陽気です。Tシャツ1枚で十分でした。娘はスタジアムの大きさと、たくさんの人、両チームのサポーターの応援に目を丸くしていました。「楽しい?」と聞くと「うん。すごいね。楽しい。」と喜んでいる様子でした。
いよいよ両チームのイレブンが入場し、キックオフ。両チームともウェズレイ、柳沢のストライカーを欠いた布陣でその穴をどう埋めるかがカギになると思われた。立ち上がりから鹿島が右サイドからゲームを作る。決定的なシュート場面を平瀬、エウレルがシュートをはずす。グランパスのGK楢崎のうまくシュートコースを消した飛び出し、素晴らしい好守であった。さすがは日本代表の守護神。グランパスは前線からの積極的な守備で徐々にボールを奪いキープできる時間が増えてきました。何度か訪れたピンチもディフェンスラインの奮闘でゴールを割らせず前半を終えた。ハーフタイムに日差しが暑かったのだろう「のどが渇いた。冷たいものが飲みたい。」と言う娘を連れて売店に向かった「ジュースが欲しい」と言っていたが、娘の飲めないコーラや炭酸飲料、ウーロン茶しかなく、どうしようかと思おっていたら彼女の好物のアイスクリームがあったので、それを買ってあげた。そして私はビールを買い、席に・・・。今度来るときは事前に飲み物を購入してからスタジアムに入ろうと思いました。みなさんもご注意ください。後半が始まった。グランパスがボールキープする時間が増えたが、アントラーズのディフェンスラインの秋田、大岩、名良橋、相馬が安定しているくためなかなかくずせない、4人とも現・元日本代表の30代のベテランです。秋田が「日本人だけでディフェンスラインを組みたい」と望んで、移籍した大岩と相馬によって実現したラインです。大岩は元グランパスの選手で昨年までジュビロに在籍していたセンターバックです相馬も今シーズンアントラーズに戻ってきたため4人で組むディフェンスラインはまだ試合数は少ないがさすがに経験豊富なベテラン達でした。ついに78分にグランパスのヴァスティッチがゴール。私はもちろん多くの観客が立ち上がり喜びに沸いている。娘もつられて立ち上がり喜びを表現していた。終了までアントラーズの猛攻を楢崎とパナディッチを中心とした守備陣がしのいで、歓喜のタイムアップを迎えた。グランパスは前線の原や、藤本のチェイシングと、ボランチの中村と吉村の守備が利いていた。特に吉村は元日本代表の山口素が新潟に移籍したため今シーズンからレギュラーを獲得した若い選手であるが、後半ロスタイムのバックパスのミスでピンチを招いた場面以外は、落ち着て安定した守りを見せていた。特に前線からの積極的な守備は鹿島の左サイド中田浩二と相馬にほとんど攻撃的な仕事をさせなかったのが勝因でしょう。逆に右サイドの名良橋には良く崩されていましたが・・・・。
今シーズン、2引き分けの後の初勝利、しかも優勝候補の鹿島を破っての勝利。今後のグランパスに期待しましょう。娘と過ごした楽しいひとときでした。

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