2011年11月1日~4日まで韓国に行き、11月1日~3日にソウルのCOEXで開催された第45回大韓矯正歯科医学会(korean association of orthodontists:KAO)と第4回KAO JOS Joint Symposiumに参加してきました。
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韓国の大韓矯正歯科医学会(KAO)に参加するのが今回で3回目です。はじめて行ったのは済州島でした。その後、数年前にソウルに行き、今回だと思います。今回はKAO JOS Joint Symposiumがあったために講演でも日本語の同時通訳がある講演がありその点では良かったです(私は韓国語は全然、駄目ですので・・・)。
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妻と一緒に行こうと思っていたのですが、妻に所用が出来、今回は友人のドクターもいない完全な一人旅になりました。
それでも学会会場では、知り合いの韓国の先生にも東京歯科大学に留学されていた韓国の先生にもお会いしました。そして日本から参加された先生にも何人かの先生にお会いしました。
学術展示や症例展示が全てE-Posterになっていて展示スペースがコンパクトで能率良いと感じました。そして、自分が見たい展示をすぐに検索でき観ることができました。AAOもこのE-Poster形式になっていましたし、他の学会でもE-Posterを採用しているところが増えています。日本矯正歯科学会も来年は、今年の盛岡よりさらに会場や交通の便に問題がる長野県松本市で開催されますから展示スペースの問題解決のためにE-Posterを検討する時期が来ているのかもしれないですね。
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商社展示では今年の盛岡での日本矯正歯科学会より盛況に感じました。
スクリューアンカレッジに代表される韓国の矯正歯科治療の勢いを感じました。
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朴先生のOfficeはソウルの江南地区の狎鴎亭(アックジョン)に有ります。
狎鴎亭(アックジョン)はソウルの若者ファッションの流行発信地といわれ、芸能人もよく来るオシャレ&セレブな街です。街行く人もお店も高級感たっぷり。
個性的なプライベートブランドや世界有名ブランドのブティックがあり、レストランも昔ながらの韓国料理店からオシャレなカフェ&レストランがたくさん有るところです。
そしてこの狎鴎亭(アックジョン)には美容整形外科の医院が500軒以上もあるそうです。それを物語るように地下鉄の駅には美容整形外科クリニックの広告看板ばかりが目につきました。まさにソウルのファッションと美の中心地です。
そんな場所にありながら、朴先生のOfficeは教会のお隣でとても静かでした。患者さんは8割が成長期が終わった大学生以上の患者さんだそうです。
朴先生が韓国経済が今年になってから、とても不況で、患者さんが激減していると嘆いていました。日本では2008年のリーマンショック、それに続くトヨタショック以来、経済状況が芳しくなくそれに東日本大震災や電力問題などで、出口がいっこうに見えない不況の中をさまよっています。
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そして、韓国も日本と同様に少子高齢化と高齢者の医療費増大に対応するための消費税率アップが来年行われるそうです。
日本と同じような問題点を抱えていることが解りました。
朴先生のOfficeには先生がソウルに戻られてすぐの頃、約20年弱前に見学させていただきました。7年前に改装しチェアーも3台に減らしてコンパクトなオフィスにした綺麗な診療室を見せていただきました。診断のための写真やレントゲンのコンピュータでの管理、そして患者さんの予約システムなどもコンピューターで管理されているところは菅沼矯正歯科と大きく変わりないことでしたが、コンピュータで使用している専用ソフトが安価なことに驚きました。
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診療後は朴先生と奥様と夕食をご馳走になりました。
ソウルでは老舗の韓一館というお店で、骨付きカルビ焼き肉と冷麺を頂きました。付いてきたおかずが上品で、骨付きカルビ焼き肉と冷麺とても美味しかったです。
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朴先生のお二人の息子さんのうち、ご長男は26歳、現在、兵役でリビアに国際協力の一環で派遣されているそうです。19歳のご次男さんは科学技術系の大学生で、昨日、兵役のための身体検査を受けたと話していました。韓国の健康な若者には兵役の義務が有りますが、兵役に送り出すご家族、特にお母様はとてもお子さん達のことを心配されていました。
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2日間はソウルの街とソウルタワーがある南山公園をジョギングしてきました。紅葉が綺麗でした。
ソウルではランナーには会いませんでした。
そして、韓国の食べ物も美味しくいただいてきました。
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今回の韓国での大韓矯正歯科医学会、KAO JOS Joint Symposium。そして、朴先生のOffice見学と、朴先生とのお話など、得られた情報を、これからの菅沼矯正歯科の矯正歯科治療に活かしていきたいと思います。
担当:院長 菅沼
《歯の健康シリーズ》
・口呼吸は危険がいっぱい!
私たちが呼吸をするのは、鼻か口のどちらかですね。もともとは鼻から吸う鼻呼吸が自然な形です。なぜなら、鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっているからです。
鼻呼吸は空気中のほこりを取り、乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない 空気にしてくれるのです。
口呼吸をしてしまうと、乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれ、口腔内・のどが乾燥し、細菌などが侵入、粘膜に炎症が起きてしまいます。
口呼吸により体内に細菌が侵入すると、風邪などにもかかりやすくなります。口の中が渇いてしまうと、唾液が不足することで口臭、歯周病、ムシ歯の原因ともなるのです。
☆あなたは鼻呼吸?それとも口呼吸?簡単な見分け方
無意識に舌先が下の歯に付いてしまっている方は、口呼吸の可能性があります
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それがもとになって歯周病・口臭・口内炎・イビキ・アレルギー・肌荒れなどが出ている可能性があります。
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『鼻呼吸』だと、図のように舌の位置が上にあります。
☆口呼吸チェックシート
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1 普段気がつくと口があいている
2 目が覚めたとき、唇が乾いている
3 目が覚めたとき、口がネバネバしている
4 目が覚めたとき、のどがヒリヒリする
5 目が覚めたとき、のどにタンがからんでいる
6 目が覚めたとき、口臭を感じる
7 歯をしっかりと磨くのに、出血したり歯石がたまる
8 歯をしっかりと磨くのに、前歯が薄茶色に変色する
9 口内炎ができやすい
10 歯をしっかりと磨くのに、ムシ歯ができやすい
11 歯並びが悪い
12 風邪をひきやすい
13 鼻がつまりやすい
14 手が荒れやすい
15 横向き、うつ伏せで寝る
3つ以上あてはまった方…
口呼吸になっている可能性があります。
唇を閉じる顔の筋力が衰えている可能性が高いです。顔、口のトレーニンングをおすすめします。顔の筋肉を鍛えることで、口呼吸を鼻呼吸にできます。
みなさんの呼吸はどうでしたか?
歯の健康シリーズは今回をもちまして終了とさせていただきます。また新たな情報がありましたら掲載させていただきます。
《編集後記》
平成24年12月29日(土)午後〜平成25年1月3日(木)まで菅沼矯正歯科は休診となりますので、トラブル等ありましたら早めのご連絡をお願い致します。
平成25年1月終わり〜豊橋歯科衛生士専門学校学生が臨床実習に見えます。治療中にお口の中を拝見させていただく場合があります。ご協力をお願い致します。
![]() | 菅沼矯正歯科 〒440-0806 豊橋市八町通3丁目12-3 TEL:0532-53-4819 FAX:0532-53-4818 http://www.suganuma-ortho.com |
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