《レポート》 |
日本矯正歯科学会 専門医認定審査に合格 先日、日本矯正歯科学会から「日本矯正歯科学会専門医制度による専門医審査結果通知書」を受け取りました。結果は日本矯正歯科学会の理事会にて「合格」が承認されたと言う内容でした。 担当:院長菅沼 |
《歯の健康シリーズ》 | |||||
『歯を磨く』という習慣 ~歯ブラシの歴史~
この歯木のことを日本では「楊枝、房楊枝」といい、江戸時代には一般庶民に広く普及し、全盛期を迎えました。江戸時代には楊枝だけでなく、中国の晩唐でもあったように指に塩をつけて磨くことも行われていました。このように、明治初期まで楊枝が使われていましたが、次第に歯の裏が磨きにくい、木の細かい繊維の部分がとれて口の中に残る、耐久性がないなどの理由によりその姿を消しました。 その後「楊枝・房楊枝」→「クジラ楊枝」と変化をとげ、そして「現在の歯ブラシの形に似た歯磨き道具」に移行し始めていきました。 ![]()
先に話したように西洋では、1800年代に「現代と同じ形の歯ブラシ」が作られましたが、1900年になっても歯ブラシ自体への関心は薄かったようで、あまり使用されることはなかったそうです。 「歯ブラシ」は贅沢品で一部の貴族や上流社会で使用されており、一般庶民には手の届かない品物でしたが、時間と共に徐々に認められていきました。 【いろいろな歯木】 日本 → ネコヤナギ、タチヤナギ etc インド → *ニーム、バブール、バシール etc パキスタン → ピールウ etc サウジアラビア→ サルバドラ etc アフリカ諸国 → クルミ etc ミャンマー → 竹 etc ![]() 使われる木はいずれも薬木で、樹液の中に含まれるタンニンは歯茎を引き締め、フッ素は唾液の再石灰化を促し歯の脱灰を抑制します。この樹液の抽出液を使った練歯磨きも作られています。 *ニームとは インドでは数千年以上も前から愛用されている植物です。樹液や樹皮、葉や種子もすべて活用されています。「ミラクルニーム」【村の薬局】と呼ばれ、万能樹として重宝されてきました。ニームの葉は『美肌』のためにお風呂に入れたり、『虫よけハーブ』として農業に使われたり、『穀物や衣類などの保存』のために使用されたりと用途はいろいろです。木に含まれているアザジラクチンはとても苦いですが健康によいとされ、インドではハーブの一種として庶民の生活に今も広く用いられています。 ![]() 自分の口腔内状況に合わせたものを使用し、上手にプラークコントロールをして健康な歯を守っていきましょう。 |
《編集後記》 | |||||
スタッフが少なくなりますので、夕方4時30分以降や土・日曜日などの混雑するお時間帯は、今まで以上にご予約がお取りしにくくなってしまうこともあるかと思いますが、患者様にご迷惑がかからないようにしたいと思っております。 私たちスタッフだけでなく、皆様も出会いと別れの季節になります。それぞれが後悔のない別れを、そしてそれ以上のステキな出会いがあることを祈っております。
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