《レポート》 |
![]() 表彰式には12組13名の受賞者全員とそのご家族の方々、そしてゲスト審査員のヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さん、宮崎晴代先生(東京歯科大学歯科矯正学講座講師)をお迎えました。 私、菅沼が日本臨床矯正歯科医会の広報委員長の時に広報委員会で発案したブレーススマイルコンテストが第2回を迎えとてもうれしく思っています。今後も長く継続して開催され、日本における矯正歯科治療が日本文化に偏見無く受け入れられ、矯正歯科治療をされている患者さんたちの励みになればと思います。矯正歯科治療をして矯正装置を付けていることは、自分の美や健康に気を遣っている証拠です。恥ずかしがらずに自信を持って、笑ってください。 ![]() ![]() 菅沼矯正歯科の患者さんの数名の方がご応募頂いたようです。今回は昨年、審査員特別賞を受賞された井上さん姉妹のように、受賞をされた方はいませんでしたが、是非、来年は最優秀賞を目指して、今からいい写真を撮っておいてください。 |
《歯の健康シリーズ》 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
フェイスストレッチングで あなたの表情を“もっと”豊かに 女性なら一度や二度、こんな事を気にしたり、悩んだりしたことがあるかと思います。 目のまわりのシワ、頬のたるみ、にっこり笑っているのに上がらない口角、締まりのないアゴのラインや二重アゴ。これら全て、顔の表情をつくる表情筋の衰えからくるものなのです。今回は、こういった悩みを克服できるように、表情筋のトレーニングについてお話ししていきたいと思います。 『表情筋』とは… 人間の様々な表情をつくり出すのに必要な筋肉のことです。30種類以上もあり、複雑に関連し合っているのです。それを、総称して表情筋と呼んでいます。表情筋は体の筋肉よりもひとつひとつの筋肉が薄く小さく、皮膚という不安定な物についているために、衰えやすい性質があります。ところが実際に、普段の生活では20~30%しか使われていません。使われていない筋肉は次第に硬くなり、表情が乏しくなってしまいます。 『フェイスストレッチングの効果』 フェイスストレッチングを覚えて繰り返し行っていくと、次のような効果が得られます。 表情の改善 ☆ 笑顔が美しくなります。 ☆ 表情が柔らかく、豊かになります。 ☆ 人とのコミュニケーションがとりやすくなります。 美容法として ☆ シワやたるみを防いで、引き締まった顔になります。 ☆ 血行が良くなったり、マッサージ効果が得られます。 その他にも ☆ ストレス解消や癒しの効果もあります。 ☆ 顔の手術や事故後のリハビリに効果的です。 『フェイスストレッチングを行うときのポイント』 効果を高めるためにしっかり覚えて、フェイスストレッチングに励みましょう。 1. 心と体をリラックスさせて行いましょう。 筋肉が緊張して固くなっていると、効果が半減してしまいます。まずは心をリラックスさせましょう。好きな音楽を聞いたり、お香を焚いたり、アロマテラピーを楽しみながら行うのもオススメです。 2. 筋肉をゆっくり動かしましょう。 筋肉を十分に縮めて元に戻すことが大切です。5秒かけてゆっくりと行い、5秒間キープするという事が基本ですので、心の中で5秒数える癖をつけましょう。 3. 筋肉の動きをイメージして行いましょう。 筋肉に意識を集中させて、どこの筋肉を動かしたいのか、しっかりとイメージしながら行いましょう。 4. 鏡でチェックしながら行いましょう。 鏡を見ないで間違ったやり方をすると、シワやたるみをつくる原因になってしまい、逆効果と言えます。鏡は顔全体が入るようになるべく大きいものを使い、正しいフェイスストレッチングを身につけましょう。 5. 顎関節症の方は、気を付けて行いましょう。 口を大きく開けたり、あごを動かしたりするときは気をつけて、痛くない範囲で行いましょう。痛みなどの症状が出た時には、フェイスストレッチングを控えましょう。 『補足』 目のストレッチングを行うときは、なるべくコンタクトレンズは外しましょう。コンタクトレンズをしたまま行うと、外れたり、ずれたりして目に負担をかけてしまいます。 メイクも落として、肌に潤いを与えてから行うことをオススメします。顔がリラックスした状態で行うと効果も倍増します。 『基本フェイスストレッチング』 表情筋をまんべんなく動かすために、初心者にも行いやすいのが、5つの運動を組み合わせた「基本フェイスストレッチング」です。まずは毎日15分くらいを目安に行って、フェイスストレッチングの方法を身につけましょう。 ◆ 基本フェイスストレッチング1 … 目 目のまわりの筋肉は絶えず動いていますが、無意識な動きだけでは筋肉を全て使いきっているとは言えません。意識的に動かすことで上まぶたの筋肉を強化して、たれ下がりやシワを防止しましょう。
◆ 基本フェイスストレッチング2 … 頬 頬は顔の中で1番脂肪が多く、太りやすいところです。たるみやすい頬を引き締めましょう。
◆ 基本フェイスストレッチング3 … くち 上唇と頬のラインを同時に引き締めて、やさしく魅力的な口元を作りましょう。
◆ 基本フェイスストレッチング4 … あご あごはたるみやすく、また脂肪もつきやすいところです。たるみや二重あごを防止していきましょう。
◆ 基本フェイスストレッチング5 … 首 年齢が隠せないデリケートな場所である首のシワやたるみを防止して、すっきりとしたラインを作りましょう。
毎日根気よく行うことで、筋肉は力をつけてきます。しかし、やり過ぎは逆効果です。表示している回数はあくまでも目安ですので、疲れてしまうようであれば、最初は回数を減らして、徐々に増やしていきましょう。また当院では今後、矯正治療と併用しながら『フェイスストレッチング』を取り入れていきたいと考えています。今回の基本フェイスストレッチング以外にも様々なストレッチングがありますので、詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。 |
《編集後記》 | ||
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様体調を崩したりしていませんか?これから少しずつ涼しくなってくると思いますが、風邪などひかないように気を付けて下さいね。 9月、10月は学会があるため、休診日が不規則になっています。患者さんにはご迷惑をおかけすることもあると思いますが、よろしくお願い致します。
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