先日、私も執筆お参加させて頂き、3症例の矯正歯科治療の治験例を掲載させて頂いた「ストレートワイヤー エッジワイズシステム McLaughlinシステムのエッセンスと症例」が永末書店から出版され、販売して頂いている株式会社 松風から届きました。
矯正歯科の出版物ではあまり目にしない、ブラックの表紙はとても格好良く斬新な印象です。本を開くと出来たての本を感じるインクの香りがしました。
最初に叙としてAndrews 「Straight Wire」からとMcLaughlin,Benett and Trevisiの「Systemized Orthodontic Treatment Mechanics」からの引用が書かれており、この本のスタンスを示すものになっています。そして、Richard P.McLaughlin先生のお言葉があり、その後にUSCのGlenn. T. Sameshima教授と東京歯科大学の末石研二教授からの「推薦の辞」が述べられており、監著の古賀正忠先生の「はじめに」からスタートしています。
この本の構成は第1部において治療の基礎となるメカニクスを中心とした情報を「オルソメカニクス ノート」として纏めています。
そして、第2部では症例集として不正咬合別に叢生、上顎前突、反対咬合、開咬、過蓋咬合、上下顎前突、混合歯列期からの2Phase治療、外科的矯正歯科治療に分類され35症例が解りやすく収録されています。
私はCase14「上顎両側犬歯の欠如を伴う反対咬合症例」、Case18「顎関節症を伴うハイアングル開咬症例」、Case23「AngleⅡ級2類の過蓋咬合症例」の3つの症例を掲載させて頂きました。
このような素晴らしい本に著者として参加できた事を誇りに思います。
この本を読まれた矯正歯科医、歯科医にとって治療の参考になれば幸いです。そして、矯正歯科治療を受ける患者さんにとって良質な治療結果と幸福をもたらしてくれる事を願っています。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
愛知県豊橋市の「菅沼矯正歯科」