昨日、2011年12月15日(木)と先週の8日(木)に私が非常勤講師を務めさせていただいている東京歯科大学の千葉校舎に出張して第3学年の矯正歯科学のチュートリアル学習のチューターとして9名の学生にグループ学習を行ってきました。
矯正歯科学のチュートリアル学習は今回が初めてということで、司会進行は今回はチューターである私が務めさせていただきました。学生さんたちの学習意欲を掻立てるような、矯正歯科学の学習に対するモチベーションが上がるようにお話しさせていただきました。
今回は矯正歯科学の基礎的な部分の診断学のベースとなるような部分が学習テーマとなっていました。課題から問題点を抽出し、
1.矯正歯科治療の目的や意義
2.不正咬合による障害について
3..全身と顎顔面の成長パターンについて
4.頭蓋ならびに顎顔面の成長発育について
5.正常咬合の概念について理解する
6.不正咬合の種類について
7.アングル分類について
8.不正咬合の原因について
9.正常咬合が成立し、かつそれを保持されるための条件
10.正常咬合の種類について
11.先天異常による不正咬合について
などを分担して学習・調べてきていただき、グループ内で発表しました。
昨日は各学生の発表でしたが、調べることに不慣れが学生や、みんなの前で発表することに不慣れな学生もいましたが、各問題点を結ぶつけ点と点を線にしていくこと我重要なことを訴え、臨床現場では今、学習している内容をきちんと整理して患者さんの前では瞬時に症状に関する説明や病体に関する説明、そして、治療方針などを説明しなければならないことをお話しし、少しで1年4ヶ月後には5年生になり臨床実習が始まること、そして、近い将来歯科医師として患者さんの健康を守る仕事に就くことをお話しし、継続して学習うしていくことが重要だとお話しさせていただきました。
最後に学生からのアセスメントでは今回のチュートリアルを評価してくれている意見や、「今回、テーマを調べることで学習への意欲が湧いてきたので、これからもがんばって勉強していきたい」といった決意表明が聞かれて、嬉しかったです。
なかなか夢を持って仕事に就くことが困難な現状での歯科界ですが、一生懸命に勉学に励んで、良い歯科医師になってもらいたいと思います。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
愛知県豊橋市の「菅沼矯正歯科」