「サッカー日本代表ザックJAPAN 宿敵韓国代表をPK戦の末撃破!」
今朝は、眠い目を擦りながら、出勤、通学した方が多いでしょう。昨晩、カタールのドーハ行われたAFCアジアカップ準決勝でザッケローニ監督が率いるサッカー日本代表「ザックJAPAN」が宿敵韓国に2-2からのPK戦の末、3-0で勝利を収めました。
まさいに歴史に残る死闘を繰り広げた両チームには拍手です。
今大会の日本代表はヨルダン、シリア、サウジアラビアとのグループリーグのころからか、中東よりの笛や、不可解な判定、退場処分やPKなど幾多の逆境を跳ね返して勝ち進んできました。特にシリア戦でのGK川島の退場処分とPKの判定はひどい判定でした。不条理な判定がまかり通るアウェーでの戦いの中、折れそうになる心を奮い立たせて、勝利に結びつけたイレブンの、そして一丸となったチームの精神的な成長には、感動しました。準々決勝のカタール戦では、開催国であるカタールを相手に2度のリードを、一人少ない10人になりながら、終了間際に逆転勝利を収めた試合は本当に感動しました。
そして、宿敵韓国代表との準決勝。またしても不可解な判定で前半23分にPKを献上して、1点のビハインド。日本の攻撃が韓国を上回って、ボールポゼッッションでも、早い展開やチャンスの回数でも日本が韓国を上回っていた展開だけに、悔しい失点であった。ここからも、日本はチーム一丸となって戦い、前半36分に本田からディフェンスに背後に出されたスルーパスを長友が折り返し、前田がゴール。日本代表のゴールの中でも素早く、素晴らしい展開からの美しいゴールで同点に追いつき前半を終了した。3人のディフェンスに囲まれながらもボールキープし、絶妙のタイミングで長友へパスを通した本田のプレーは圧巻でした。
90分で試合の決着はつかず、延長戦へ、延長前半に主審が「帳尻合わせ」をしたかのように岡崎に対するファールで日本がPKを得た。本田のPKはGKに止まられるも、交代出場した細貝が詰めて勝ち越しゴール。延長後半に入ると、FW前田に代えてDF伊野波を入れて5バックにしてカテナチオのごとく逃げ切りを目論んだザッケローニであったが、ドラマは簡単に終わらなかった。終了間際にフリーキックからゴール前で混戦になり韓国に同点ゴールを決められてしまう。「ドーハの悲劇!再び」と言った感じであった。
勝っていたゲームを土壇場で同点にされ、PK戦に持ち込まれたことを考えると、精神的には日本イレブンの方が不利と感じられた。そして、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会でのパラグアイ戦でのPK戦が思い浮かんだ。
しかし、成長したイレブンの姿がそこにはあった。日本の一番手のキッカーはこの試合2度目のPKとなる本田。今度は強いシュートをゴール左に蹴り込んだ。GK川島は韓国の2人のキッカーを連続して止め、その後の3人目のキッカーもプレッシャに負けゴールを外し、最後はこの日が28歳の誕生日の今野がPKを落ち着いて決めて3-0で、PK戦を制した。いつもはメンタルで負けてしまっていたいた韓国に、今回はメンタルで勝った。そんな成長した日本サッカーの勝利だった。
印象的だったのはPK戦に負けた後に泣きじゃくる韓国の若い選手たち・・・。この悔しさをバネにまた成長を遂げてくるのでしょう。
あくまでも準決勝は通過点。次はいよいよ、決勝戦です。相手はオーストラリア。今度こそ2006年ドイツワールドカップでの逆転での完敗のお返しをするときです。
皆さん、1月29日(土)の深夜、日本時間の24:00に行われるアジアカップ決勝戦「日本代表VSオーストラリア代表」を観戦し、日本代表の勝利を信じて応援しましょうね。
頑張れザックJAPAN!!!
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