「矯正歯科治療患者の意識調査で『良い歯並びが自信の源!』と判明」
私が所属しております矯正歯科専門開業医の全国組織である日本臨床矯正歯科医会は、11月8日の「いい歯の日」に、全国初となる「矯正歯科治療患者の意識調査」を実施し発表しました。調査期間は2009年6月~9月、対象は動的矯正歯科治療が終わり保定期間中の患者(高校生以上)で回答数は837名でした。
菅沼矯正歯科の患者さんにも調査に協力を頂きました。ありがとうございました。
調査の結果、矯正歯科治療によって歯並び・咬み合わせが改善によることで、口腔機能全体の向上や身体の不調の改善がみられた他、治療後の口腔ケアへの意識の高まりや、歯並びが日常生活に及ぼす精神的な影響も明らかになりました。また、そのような意識の背景には、熟練した技術を要する矯正歯科治療に対して、患者自身が治療内容を理解し満足していることがあげられます。結果の概要は下記のような内容で、新聞などにも取り上げられております。
☆ 矯正歯科治療後、現在の歯並びに満足している人は95.5%
☆咬み合わせの改善により、顎関節症・肩こり・頭痛などの症状が緩和した人は全体の20.0%
患者の年齢が高いほど、矯正歯科治療が体調へ及ぼす影響が大きいという傾向があった。
☆矯正歯科治療後、全体の71.0%の患者が「歯並びを気にせずコミュニケーションが取れるようになった」と回答、さらに63.9%の患者が「自信が持てるようになった」と答えており、
☆一般の人を対象にした意識調査(2009年6月実施)では、「歯並びで第一印象が左右されると思うか」の問いに「あてはまる」と答えたのは20.4%であったが、歯並びの悪かった時期と良い時期の両方を体験している今回の調査対象の患者では67.5%と、47.1ポイントも高い。
☆ 一般の歯科医院で矯正歯科治療を受けたが、その後、専門の医院へ転院した患者は8.4%あった。その理由は、「治療を受けていた一般歯科医院から矯正歯科専門の医院を紹介されたため」が30.0%、一般歯科での矯正歯科治療内容に対する不満が24.3%であった。
今回の結果から、矯正歯科専門開業医で矯正歯科治療を行った患者さんの治療結果である歯並びに対する満足度が95.5%と、とても高いことは非常に喜ばしい結果であった。
また、矯正歯科治療を受けた71%が「歯並びを気にせずコミュニケーションが取れるようになった」、64%が「自信が持てるようになった」、30%が「性格が前向きになった」と答え、人とのコミュニケーションの向上や、自分自身への自信など精神面でのメリットを実感していることが解った。
もちろん、口腔機能の面でも71%が「良くかめるようになった」、46%が「むし歯になりにくくなった」、42%が「発音しやすくなった」と回答し改善を実感していました。
矯正歯科治療を患者さんに行っているといつも感じている患者さんの精神的な部分の変化が今回証明され、データとして示されたことをとても嬉しく思います。
多くの方が、矯正歯科治療を行って、きれいな歯並びになり、美しく健康的で、より良い生活を送っていただけることを願っています。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
「菅沼矯正歯科」