「東京都新宿で開催されたドクターマクローフリン矯正セミナーに参加してきました」
一昨日、2010年2月2日(火)と3日(水)に東京都新宿区西新宿のベルサール西新宿で開催されたPPAS矯正歯科臨床研究会主催の「Dr.Richard P. McLaughlin(ドクターリチャードマクローフリン)矯正セミナー 診断、治療計画、そして治療メカニクス(Ⅶ) 」に参加してきました。今回は私はPPAS矯正歯科臨床研究会のメンバーとして主催者側で運営のお手伝いをしてきました。現在、マクローフリンはアメリカで昨年まで契約をしていた3M Unitek社からOpalと言う会社に移籍をしています。Opalは日本では販売代理店がまだ無いために、今回は古くから親交がある古賀先生が代表を務める私たちPPAS矯正歯科臨床研究会の主催という形で開催されました。そして、今回協賛して下さったのは松風矯正課の皆さんでした。
首都圏は前日からの雪で、交通機関の遅延が心配されましたが、私たちは講演開始の1時間半ほど前から会場に集合し、ミーティングの後、会場準備を行いました。そして、会場で参加者の方を席に誘導をしたり、資料を配付したり、お昼にはお弁当を皆さんにお渡ししたり、そして質問用紙の回収を行ったり・・・、裏方としての仕事を行いました。日頃は業者が主催しての講習会に参加していますが、結構、講習会のセッティングは大変だと言うことが身にしみて解りました。日頃お世話になっている矯正歯科材料業者の方に感謝です。
今回のコースの内容は「Diagnosis,Treatment Planning and Treatment Mechanics(診断、治療計画、そして治療メカニクス)」と題しDr.McLaughlinの矯正歯科治療に関するアップトーデートでエキサイティングな情報を提供して下さいました。
特に今日の矯正歯科治療に求められている治療は歯列と咬合のみならず、バランスの取れた顔貌や、美しい顔立ちになってきており、それを実現するためには口腔外科医との外科的矯正歯科治療での連携が不可欠であり、分析診断方法もこれまでの骨、硬組織主体のセファロ分析から軟組織の分析が重要であることを数々の症例を示して教えていただけました。
特に上顎前歯のポジションを重要視され、口腔外科医と連携した上下顎骨の2jow Surgery(上下顎の外科的手術を併用した矯正歯科治療)により顔立ちのバランスが美しく間然されている症例を多く拝見させていただきました。
また、顎関節症患者への矯正歯科治療、反対咬合の早期治療に対しての将来予測の判定方法など、興味深い内容を紹介していただきました。
特に、下顎の第2小臼歯の先天欠如に際して歯槽骨を維持しながら治療を行っていくため、第2乳臼歯にヘミセクションを行って移動をしていく方法を見せていただきました。この方法は、下顎第1大臼歯に不良補綴物などが、第3大臼歯の状態が良いときに下顎第1大臼歯を抜歯選択する際の方法としても応用できると思いました。
そして新たなブラケットとボンディング材も紹介していただきました。日本で新たなブラケットやボンディング材が手に入るには、輸入代理店の選定や材料の厚生労働省での薬事認可など、まだまだ時間を要するでしょうが、なるべく早く提供していただける環境が来ることを期待しています。
コース中にはDr.McLaughlinから彼がサンディエゴのオフィスで開催してる2年間のコースの案内もありました。この2月の下旬からスタートするコースはもう満員になってしまったとのことでした。このコースにはPPAS矯正歯科臨床研究会から、まず古賀先生が受講し、そして朴先生、渡辺先生、林先生、河村先生が受講されました。コース後、PPAS矯正歯科臨床研究会のメンバーを中心としたDr.McLaughlinとの懇親会の席では、その模様を余興でスライドショーしていただき、感動的なメッセージも参加者の皆さんから聞くことが出来ました。
来年のドクターマクローリンコースは、彼と連携をしているカリフォルニア州サンタバーバラのドクターアーネットとのジョイントコースになるとか・・・。私たちで主催が出来るのか不安です。
200名を超える大盛況の講習会で参加された先生方も最新の矯正歯科治療の情報に満足していただけた2日間だったと思います。
私も日本の愛知県豊橋市の菅沼矯正歯科で、アメリカカリフォルニア州サンディエゴのDr.McLaughlinの矯正歯科治療に少しでも近づける良質な矯正歯科治療を提供していきたいとますます感じました。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
「菅沼矯正歯科」
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