Dr.Q's BLOG

2009.10.22更新

 「愛知県名古屋市中区栄のダイテックサカエ(旧マナハウス)で開催された中日本矯正歯科医会 第130回例会に参加」

昨日、2009年10月21日(水)は、菅沼矯正歯科を休診にさせて頂き、愛知県古屋市中区栄のダイテックサカエ(旧マナハウス)で開催された中日本矯正歯科医会 第130回例会に参加してきました。
下記はプログラムです。



13:00 〜13:30 受付  
13:30 〜14:00 理事会報告 
14:00 〜14:45 会員発表 「私の咬合調整の手法」志村健会員
14:45〜16:00  特別講演 「グラスアイオノマーセメントによる接着操作」
               ジーシーオルソリー商品開発部
16:00 〜16:15 休憩 症例閲覧
16:15〜15:30  症例発表
        「Angle Class I 叢生、非抜歯症例」田中勝治会員
        「下顎正中分割を施術した骨格性下顎前突症」谷田耕造会員             「Skeletal Class II crowding」森川佳子会員
17:30 終了 



特に今回は特別講演としてジーシーオルソリー商品開発部から、ブラケット用ボンディング材の「グラスボンド」とバンド用セメント「バンドペースト」の紹介がありました。
菅沼矯正歯科でもこの春から、ブラケットのボンディング材をこのジーシーオルソリーの
「グラスボンド」に変更しました。今までのように歯面をリン酸エッチングなど酸処理せずに、ボンディングが行えるために、歯面の脱灰を起こしにくく、カリエスを作りにくいことが利点でしょう。菅沼矯正歯科ではこの点を第1に採用しました。今のところボンディングの強度も問題がありませんし、操作性も非常に良いと思います。また、完全に歯面が防湿されていなくて多少の唾液などの水分や浸出液が歯面に付着していてもきちんと接着することから、埋伏歯の開窓時にブラケットボンディングするときや、萌出途中の第2大臼歯などにボンディングする際にも有効とのことでした。そして、フッ素徐放性という特徴があるためにこのバンドペーストに接触する歯面に徐々にフッ素が取り込まれ歯質を強化してくれることも利点とのことです。







患者さんの歯を健康に保ちながら、きちんとした歯面への接着力が発揮されることは、患者さんに快適に矯正歯科治療を受けて頂くことと、患者さんのむし歯予防を重要視している菅沼矯正歯科にはぴったりの材料です。

今後とも今回のような良い材料の紹介を兼ねた特別講演の企画を、是非、して頂きたいと思います。とても有意義な
中日本矯正歯科医会 第130回例会でした。

「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
 ”For your Beautiful Smile & Healthy Life" 
「菅沼矯正歯科」

投稿者: 有限会社イーオルソサービス

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