「愛知県名古屋市千種区の星ヶ丘三越で日本臨床矯正歯科医会主催の矯正歯科市民セミナー開催」
昨日、2009年8月27日(木)に愛知県名古屋市千種区の星ヶ丘三越で日本臨床矯正歯科医会主催の「全国広報キャラバン市民セミナーinなごや」が開催されました。私はイベント開催前の午前9時からの準備から夕方6時の片付け終了まで運営のお手伝いをしてきました。
朝7時頃に自宅を出て、東名高速道路で名古屋に向かいましたが、思った通り音羽蒲郡インタチェンジの手前から豊田ジャンクションまで渋滞でした。午前9時少し前に会場の星ヶ丘三越に到着しました。
今回は2003年から開催している日本臨床矯正歯科医会主催の全国広報キャラバン市民セミナーでも初めての試みで、百貨店の催事場というオープンスペースを利用して、講演と相談コーナーの他に、催事場の壁一面に矯正歯科関連の展示や、60インチの液晶カラーモニターを使用して動画の上映なども行われました。
今回は午前10時から夕方の17時までの開催であったので、東京歯科大学歯科矯正学講座講師の宮崎晴代先生による講演「ご存じでしたか?8020達成はよい歯並びから」も午前1回、午後から2回の合計3回に渡り講演いただきました。お疲れ様でした。
その結果、多くの参加者の方が時間にとらわれることなく、参加していただけました。そして、ご自身やご家族の歯並びや咬み合わせ、そして矯正歯科治療に関する知識を深めたのではないかと思います。
私も矯正歯科治療相談コーナーで13時から15時までの2時間の間に10組を超える来場者の方々の相談を受けました。矯正歯科治療開始のタイミングや治療方法、矯正歯科治療の料金や支払い方法、矯正歯科治療を受ける医院の選択方法などを聞かれました。特に矯正歯科治療を受ける医院の選択に関しての質問が多かったです。
矯正歯科治療は歯科の中でも専門性が高く、歯科学生が大学在学中に習得する知識と技術では矯正歯科臨床をきちんと行うことは不可能です。当然、歯科医師免許を取得して歯科医師になってから、大学病院などの歯科矯正学講座と言った矯正歯科医を養成する医療機関で数年研鑽を積むことが必要です。矯正歯科専門開業医はほとんどの場合はこのようなステップを踏んで矯正歯科医になります。
しかし、現在の日本の制度では歯科医ならば「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「口腔外科」という4つの看板は自由に掲げられます。これを自由標榜制と言います。このシステムが一般の患者さんには矯正歯科をどこで受けるのが良いのかを理解しづらくしています。
昔から、「餅は餅屋」と言われます。「餅は餅屋」の意味は、みなさまご存じと思いますが、 杵と臼さえあれば誰にでも出来そうなものだけれども、やはり餅屋のついた餅が一番旨い! ということで、「物事には(その道には)それぞれ専門家がいる。その専門家に任せよう」ということわざです。
アメリカでは常識ですが、「矯正歯科治療は矯正歯科専門医院で」これが日本でも常識になればよいのですが・・・。
さて、今回の名古屋での「全国広報キャラバン市民セミナーinなごや」が今年の日本臨床矯正歯科医会主催全国広報キャラバン市民セミナーの最後でしたが、来年も日本各地で開催されることと思います。今年は岡山県倉敷市、神奈川県小田原市、大阪府堺市、愛媛県松山市、熊本県熊本市、群馬県前橋市、千葉県千葉市、そして愛知県名古屋市と開催して多くの方がこのイベントで正しい矯正歯科治療に関する知識を学ばれたと思います。来年も日本全国で多くの方が参加していただけるようなイベントになって欲しいと思います。
「綺麗な歯並びで健康的な生活を!」
”For your Beautiful Smile & Healthy Life"
「菅沼矯正歯科」
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