「サッカー観戦三昧」
27日(水)はテレビでのサッカー観戦のために診療終了後に早く帰宅しました。そして、キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!の日本代表チリ代表をビール片手にテレビで観戦しました。大阪の長居スタジアムで開催されたこの試合は、新型インフルエンザ発症のために中止や開催地変更を心配していたのですが、日本サッカー協会は早期に開催を決断して準備をしていました。サッカー日本代表岡田ジャパンのメンバーも大阪で直前合宿をして臨みました。
Jリーグを一時中断しての代表戦でけが人が多く、新しく招集された人材の起用も楽しみな試合でした。岡崎の2得点などで、4ゴールの圧勝でした。中でも、元名古屋グランパスで オランダに移籍し今シーズンはオランダの2部リーグでMVPに輝いた本田圭祐のプレーは目を引きました。岡崎の先制点の前のミドルシュートは本当に低く鋭 く変化したシュートでGKが弾くのがやっとでした。そしてだめ押しの4点目も本田圭祐が流れの中から見事なシュートを決めました。そして、初の代表ピッチ に立った浦和レッズの新星18歳の山田直輝。彼の攻撃センスも光っていました。
サッカー日本代表に楽しみな存在が増えています。
このキリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!の後には2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選の3試合、アウェーでのウズベキスタン代表、ホーム横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でのカタール代表、そしてアウェーでのオーストラリア代表連戦がつづきます。
是非、日本代表にはアウェーでのウズベキスタン代表との試合に勝利して南アフリカ行きを確定して凱旋帰国してもらいたいものです。そして、私がまた見に行く予定の6月10日に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われるカタール代表との試合はゆっくりと凱旋試合を楽しみたいと思います。
がんばれニッポン
タイトルのサッカー三昧の通り、この日の夜中にはヨーロッパチャンピオンズリーグのファイナル FCバルセロナマ ンチェスターユナイテッドをテレビ観戦しました。酔いも覚めた頃に夜な夜な起き出しての観戦でした。FCバルセロナはリーグ戦の終盤になって調子を落とし てきており、このところのリーグ戦では逃げ切りを図って守備的な布陣に変えて、追いつかれるような試合を繰り返していました。攻撃のチームが守備に回って 上手くいっていませんでした。それに加えて両サイドバックの選手がこの決勝に出られないハンディも負っています。「マンチェスターユナイテッドが有利 か?」と思いながら見ていた試合は、予想通りキックオフから大会2連覇を目指したユナイテッドは、序盤から勢いよく攻め、クリスティアーノ・ロナルドは3 度にわたり相手ゴールを脅かしました。しかし、10分に先制点を挙げたのはバルセロナのエトー。メッシからイニエスタにつなぎ、ペナルティーエリア内のエ トーへパス。マークについていたビディッチをかわしてシュートを放つ。ニアサイドへの一撃は、GKファン・デル・サールを破ってゴールネットを揺らしまし た。その後も前半の残り時間はバルセロナが主導権を握ったままハーフタイムへ。
後半スタートからマンチェスターユナイテッドはアンデルソンに代わってカルロス・テベスが入るも、流れはほとんど変わらない。引き続き攻めるのはバルセロナ。
70分、ユナイテッドのハードワークもむなしく、バルセロナが追加点を奪う。右サイドをフリーで駆け上がったシャビが、余裕をもってクロス。これがゴール 前でフリーとなっていたメッシに、今大会得点王は見事なヘディングゴールを挙げた。結局、試合は2-0のまま終了。バルサはスペイン・ラ・リーガ、スペイ ン国王杯、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成した初めてのチームとなり、ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって最高の就任1年目となった。
それにしても、バルセロナのシャビ、イエニスタ、メッシ達のパスワークが目を引いた。ボールのポゼッションを重視する攻撃的で面白いサッカーを楽しめました。日本代表がこの域に達するのは何時なのだろう。
いつか日本のサッカーもヨーロッパや南米の一流チームと対等に戦えるサッカーになって欲しいものである。長いサッカー文化を持つヨーロッパや南米に10年ちょっとのプロサッカーの歴史しかない日本が良く追いついて来ていると思うが・・・。
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